会社でのプレゼンに向けてSociety5.0について調べる機会がありました。
メモがてらザックリと解説します。
Society5.0とはそもそもどんな概念なのか?
Society5.0とは内閣府が出しているもので、これからの社会に対する科学技術政策で実現予定の社会を指します。
5.0と冠していういるだけあって1.0〜4.0も定義されています。
- 1.0:狩猟社会
- 2.0:農耕社会
- 3.0:工業社会
- 4.0:情報社会
どんな社会を示唆しているのか?Society4.0との違いは?
これからの社会と言われてなんとなくAIやドローンを想像した人が多いのではないでしょうか?
その通り!これからの時代はAIやIoT、ロボットなどの時代となります。
でもSociety 4.0の段階で情報社会となっていました。一体何が違うのでしょう?
ずばり言うとデータの利活用です。
Society 4.0の段階でインターネットを中心とした情報のやり取りは行われており、データも豊富に蓄積されていました。
しかし、情報を得たのち判断したり手を動かすのは人間でした。
Society 5.0では判断や実作業も自動で行われるようになります。
例を挙げると、
Society4.0では水位や降水量のデータを監視してダムの開放をするかどうかの判断や、工場で組み立て方法をデータベースから参照し実際に組み立てを行うのは人間でした。 またデータはそれぞれの会社などのサーバに入った状態で組み合わせて分析されるというようなことはありませんでした。
対してSociety 5.0ではIoTで集めたを分析、判断や作業もコンピューターが行います。また、そのためにクラウドを通して様々なビッグデータが共有されます。 また、リアルタイムで判断がコンピューターに任せられる=リアルタイムの分析や予測が可能ということになり、今まで物事が起こってからデータを見て分析と対策を練っていたのに対し、発生する前に予兆を読み取り対策する、といった流れになります。
Society 4.0では人間が情報を参照して 判断や作業を行なっていた。 Society 5.0ではコンピューターがデータを 分析し、判断や作業を行う
Society 5.0に備えて
Society5.0に向けて我々はどう備えたら良いのでしょうか?