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Kubernetesの確認問題(Deployment)

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おさらい

DeploymentとはReplicaSetの世代管理を行うための機能です。

確認問題

Deploymetのマニュフェストファイルのうちspec配下で定義するプロパティを5つ答えなさい。

# 正解
以下の5つ
- replicas
- selector
- revisionHistoryLimit
- strategy
- template

# 追記
★ReplicSetでの記述と項目が被ります。(ReplicaSetをラップするものなので当たり前ですが。)
Deploymentで初めて出てくるプロパティはは
   - revisionHistoryLimit
   - strategy
 の2つです。

Deploymetのマニュフェストファイルのうちspec配下で定義するプロパティのうち、レプリカセットの履歴保存数を定義するためのプロパティを答えなさい。

# 正解
rivisionHistoryLimit

# 追加解説
このプロパティに数値をセットします。
デフォルトでは10となっています。

spec配下で定義するプロパティのうちデプロイ方法を指定するためのプロパティは何?

# 正解
strategy

# 解説
次の問題でも触れますがstrategyの配下に定義するプロパティとして基本的には「rollingUpdate」のみを覚えておけば良いです。

もう一つ、rollingUpdateと同列にtypeを指定しますが、これは
type: rollingUpdate
のようにします。

デプロイ方法を指定する際、strategy配下では 「rollingUpdate」を指定します。
rollingUpdateの配下で指定するプロパティを答えなさい。

# 正解
以下の二つ
- maxSurge
- maxUavailable

maxSurgeとmaxUnavailableのうち、レプリカ数を超えても良いPod数を指定するためのプロパティはどっち?

# 正解
maxSurge

# 解説
★ maxUnavailableは一度に消失しても良いPod数を定義します。
これらを調整することで、どれくらいのスピード感でローリングアップデートしていくか決めることができます。

ロールアウト履歴を調べるためのコマンドを書きなさい。

kuge to rollout undo TYPE/Name --to-revision=N

# 解説
rolloutコマンドで調べます。

引数については
   ・TYPE:リソース種別
   ・NAME:リソース名
   ・--to-revision=N:指定したリビジョンに戻す。(デフォルトは0で直前の履歴)

※Todo changecauseのannotationについても書く

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